2022年2月3日
膝が曲がらない・・・。あなたが気づいていない理由とは?
こんにちは、小田原市の慢性腰痛・ひざ痛専門 整体院葉音の院長の楠侑友です。
今回は、「膝が曲がらない…。あなたが気づいていない理由とは?」という内容のお話をしていきます。
膝が曲がらずに困っている方はぜひ最後まで読んでみてください。
では解説をしていきます。
普段から膝を伸ばしていないですか?
膝が曲がらなくなってしまったという患者さんのほとんどは、そもそも普段から膝を曲げないで生活をしてしまっている傾向にあります。
普段から伸ばしているという状態なので、伸ばせなくなってしまうのです。
このように曲がらなくなる理由はいたってシンプルです。
でも多分、多くの方は自分が膝を伸ばして生活しているなんて思ってないはずなのです。
これはとある患者さんの例です。
その患者さんは、デスクワークをやっている方で、確認したところいつも膝を伸ばして座りパソコン仕事をやっているということが分かりました。
また家でも、仰向けで顔だけ持ち上げてテレビを見ていることが習慣ということも分かりました。実は仕事でも家でも膝を伸ばした状態で生活をしていたということなのです。
気が付かないうちに一日中膝を伸ばしっぱなしの生活になっていたということなのです。
これでは治療をしていても改善することはないです。
体は正直なので筋肉の状態やゆがみをみればその方が普段どんな姿勢でいることが多いのかが簡単に分かってしまいます。
膝をいつも伸ばしていたら伸びなくなってしまうのは当たり前といえば当たり前ですよね。
膝の曲げ伸ばしは使い分けが重要!
膝を伸ばさなくてはいけない場面と膝を曲げていないといけない場面を明確に分けるということが大切です。
膝を伸ばしていなければいけない時は、立っている時と寝ている時くらいです。
逆に膝を曲げていなければいけないのは座っている時です。
このバランスが崩れ、常に膝を伸ばしているという状況になると膝を曲げることができなくなってしまうのです。
上記の患者さんの例では、座っている時も常に膝を伸ばしていたせいで膝が曲がらなくなってしまっていたのです。
膝を伸ばすと大腿四頭筋は短縮する
膝を伸ばしていると、太ももの前にある筋肉のほとんどを占める「大腿四頭筋」という筋肉は縮みます。
この大腿四頭筋が縮んで固まってしまうと膝が曲がらなくなってしまうので、この大腿四頭筋をほぐして伸ばしてあげる必要が出てきます。
膝を曲げるには、大腿四頭筋がしっかりと伸び縮みができる状態にしておく必要性があるのです。
膝が曲がらなくなってしまう理由は、いつも膝を伸ばしていて大腿四頭筋が固まってしまうことにつきると思います。
よくある曲がらなくなってしまう他の例としては、膝のお皿を骨折(パテラ(膝蓋骨)骨折と言います)してしまった例です。
この時、病院では膝を伸ばした状態で一定期間ギプス固定をします。折れてしまった骨(お皿)をくっつけるためです。その際に膝を伸ばした状態で固まってしまいます。
要は手術後のギプス固定によって膝が伸びなくなってしまう方が多いということなのです。
まとめ
膝が曲がらないと悩んでいる人は意外と多いです。
しかし、それはあなた自身が普段から気が付かないうちに膝を伸ばしたまま生活をしてしまっている可能性が高いことを指します。
膝は伸びたまま固まってしまうと曲げるのに非常に苦労してしまいます。
膝が曲がらなくても痛くないからと言って放置しているといきなり「歩けない」なんていうことになりかねないですからね。
歩けなくなってから治そうとしても苦労してしまいますから早めに気づいて行動することが大切です!
ぜひ参考にしてみて下さい。
膝が曲がらないと悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。
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