2023年4月21日
不定愁訴の治療とは?
こんにちは。
整体院葉音の院長楠侑友です。
今日は「不定愁訴の治療とは?」というお話です。
耳鳴りや頭痛、吐き気、めまい、冷え、だるさなどの原因の分からないと言われる症状をまとめて「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と言います。
こんな不定愁訴でお悩みの方はぜひ参考にしてみて下さい。
1)不定愁訴は体の緊張から起きる!?
不定愁訴と呼ばれる症状は、患者さんが思っている以上に家族や他人にはそのつらさがはっきりいって分かりません。そのため、そんなに大したことないでしょと思われてしまい適当に対応されてしまう傾向にあります。
そんな不定愁訴ですが、すごく疲れているときに生じていませんか?ということなんです。
明らかに疲れている人もそうですし、自分では気が付かないくらい疲労が慢性的になっている人もいます。だから自分ではあまり分からないんです。
病院で今の症状を伝えようと思っても上手く伝えることができません。
上記の耳鳴り、頭痛、吐き気、めまい、だるい、冷えなどをコントロールしているのはすべて自立神経です。
要は自動で動いている自立神経が乱れている状態なのです。だから自分でコントロールできないように感じます。
確かにすべてが単純に、自立神経の乱れだけで起きているわけではないと思います。病気のせいで生じている症状であることも当然あるからです。
しかし、この自立神経の乱れを作っているのが体の緊張だとしたらどうでしょうか?
体が緊張しているだけで不定愁訴になるの?
むしろ、ほとんどがこの体の疲労や緊張から自律神経が乱れて生じるものがほとんどなのです。
よって普段の生活に問題があったりすることがほとんどなのです。
まずは自立神経が正常に機能するように体の疲労をなくしたり体の緊張をほぐしてあげることが重要なのです。
2)特に肩回り、首周りの緊張感はないですか?
上記のような不定愁訴は特に首、肩回りの筋肉が緊張してたり、それに伴い骨がズレていたり、体のゆがみがあると生じやすくなります。
慢性的な肩こりがあるなんて方は、特に肩首周りが思っている以上に固まっている可能性が高いです。
よーく考えてみると、首や肩に近いところで症状が生じていますよね。
腰痛やひざ痛と合わせてこの不定愁訴で悩んでいる方も非常に多いです。
不快な感じは痛みに匹敵するほどの破壊力があります。
肩首周りのコリや筋肉の緊張感を緩めてあげることが重要です。
3)不定愁訴の特徴は「相手にされない」こと
不定愁訴の一番の特徴は、その症状ではなく他人には理解されず相手にされないことだと思っています。要は軽く見られがちな代表的な状態なのです。
しかし、この話をしている私も不定愁訴を専門にするつもりはないです。
なぜなら、腰痛やひざ痛の治療と大きくはやることが変わらないからです。
腰痛やひざ痛だけで悩んでいる人は逆に少ないです。
同時に不定愁訴と呼ばれる症状を潜在的に抱えている人が実はほとんどです。
後は、その不定愁訴を診る気持ちがあるかどうかだと思います。
私の治療における考え方は、患者さんが悩んでいることはすべて問題視するです。
その患者さんにしかそのつらさは分かりません。私が決めてしまうのはおかしいことです。
患者さんがつらいと言ってくれたら、私はできる限り全力でその不定愁訴に向き合いたいです。
私は相手にされない辛さが不定愁訴の一番のつらさだと思って理解して患者さんと向き合うことで改善できると考えています。
ぜひ腰痛やひざ痛だけではなく不定愁訴でも悩んでいるんだという方がいれば、ご連絡をいただけると嬉しく思います。
治療は技術でやるものではないです。気持ちでやるものです。
これだけは間違わないように多くの方と向き合っていこうと思います。
これが僕の信念でありモットーです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ご予約を希望される方は、勇気を出して専用電話070-1560-0726までご連絡ください。
まずはあなたの不調についてお話を伺うことから始めたいと思います。
整体院葉音 院長 楠侑友