こんにちは、小田原市の慢性腰痛・ひざ痛専門　整体院葉音の院長の楠侑友です。

今回は、「寒さと腰痛はどれほど関係するのか？」という内容のお話です。

この時期、寒くなってくると腰痛がひどくなるという方は多いと思います。

冬場になると腰痛が気になるという方はぜひ最後までご覧ください。

それでは解説していきます。

寒さは腰痛と関係するのは本当か？

寒い時期は、「体が固まりやすい」なんて一度は聞いたことがある人も多いかと思います。

寒い環境や体が冷えるような冷たい食べ物・飲み物なんかも一時的に体を冷やす原因になる可能性がありますが、

この時、体ではどんな現象が起きているのでしょうか？

一つ寒さとの関係で腰痛がひどくなると言われるのは、寒さにより筋肉を自然と収縮させて熱産生（熱を作り出す）を起こすという体の仕組みがあるという点です。

寒いと体に力が入るという状態です。

これは寒いと「トイレ」に行く回数が増えるのとも似ています。

寒くなると、体温調整を体がしようとするので排尿を促して体温を一定に保とうとします。

寒いと「震える」というのもそうです。

体の筋肉を小刻みに収縮（これが震え）させて、体で熱を作り出しているのです。

腰痛は筋肉が強く縮むことで増強されたり、長時間収縮が持続していることで負担がかかり発症します。

なので、もともと腰痛があった人は、寒さによって腰痛が強くなりやすいですし、元から腰痛がなかった方も冬の時期に腰痛を発症するケースが非常に多いです。

冬場でなくても、夏場のエアコンのあたりすぎで体が冷えるという状態も同じと言えます。

寒さの影響は腰痛の1割程度

寒さが腰痛に関係するのかと言われればもちろん少なからず関係はします。

しかし、その割合は1割程度で極めて低いですしなので腰痛を改善するうえでそんなに重要ではないです。

それよりも、他に腰痛をひき起こすような原因になる動作や姿勢が必ずあります。

自分では気が付いていないだけで腰痛をひき起こしているからには必ず原因があるはずなのです。

あなたが腰痛の原因を寒さのせいにしてばかりでは、腰痛が根本的に治ることはありません。

現実にどれだけ寒くても腰痛なんて何も感じない人はたくさんいるからです。

寒さなどの環境のせいにしているばかりではなく、自分の生活を見直してみることのほうが腰痛と向き合うということになるわけです。

温かいと腰痛は和らぐのか？

一方で気温が高くて暑い夏場なら腰痛が和らいでいるのかと言われたら多くの人はそうではないと思います。

暑い夏の時期でも腰が痛いという人は冬場と変わらず痛いはずです。

確かに腰自体を直接温めると、一時的に痛みがぼやけるということはあるかもしれませんが、これは痛みをごまかしているという状態なので治っているという状態ではありません。

冬の寒い時期に腰痛がひどくなるというのは、多くの人が持っている間違ったイメージや固定概念みたいなもので実際は腰痛がある人は、一年中寒さに関係なく腰が痛いという状態であることが多いです。

私がもつ答えとしては寒さは腰痛に関係はしているが、多くの方が考えているような影響力はないということなのです。

それよりも寒さによって腰が痛くなってるんだと信じたい人が多く、温度のせいなら仕方ないかと自分の中で納得している状態なんです。

どうしても自分に都合よく解釈してしまう部分がありますよね。

まとめ

冬になると腰痛がという人は、夏でも同じように季節の違いによる温度変化を腰痛の理由にこじつけてしまう傾向にあります。

これと似たことが言えるのが天候（天気）ですが、雨が降ると腰が痛いというのは寒いと腰が痛いと言っている状態と同じだということを理解するべきですね。

周りに原因があるのではなく必ず自分自身に原因がありますからまずはしっかりとそこに向き合えるようになれると良いですね。

ぜひ自分の腰痛の本当の原因を知りたいという人は、一度ご相談いただければと思います。

腰痛から逃げずに正面から向き合った人だけが改善していきますからね！

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一人で悩まずにお気軽にご相談くださいね(^^)/

今回はここまでです。

それではまた(^^♪