2021年11月16日
痛みは消えた! じゃあここからどうする?
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こんにちは、小田原市の慢性腰痛・ひざ痛専門 整体院葉音の院長、楠侑友です。
今回は、「痛みは消えた! じゃあここからどうする?」という内容のお話です。
痛みはなくなってきたけど、まだ治療する必要ってあるの?って思っている人も多いかと思います。
痛みがなくなってきたら、じゃあここからどうするのか?という疑問について解説していきたいと思います。
考え方が分かるようになると、治療をする意味も理解できてくるので行動にも反映されていきます。
ぜひ痛みがなくなったのに施術を続ける意味が分からないという人は参考にしていただければと思います。
では解説していきます。
そもそも痛みの有無だけみているわけではない
多くの患者さんは、施術が進むにつれて徐々に痛みがなくなっていきます。
施術をしているので当然といえば当然の反応です。
患者さんからすれば、「痛みの有無」が体の良し悪しを決める大きな指標になります。
痛みがあれば「まだ悪い」、痛みがなくなれば「結構良くなった」というような感じです。
しかし痛みが消えてしまうと、その指標がなくなってしまいます。
この時に痛みはなくなったからよかったと思っている一方でよくわからない不安を感じるようになってしまいます。
それは、患者さんのほとんどが
「もう痛くないのにまだ治療を続ける必要があるのかしら?」
こう思うわけです。
ですが、このように感じたときが分岐点として大事なタイミングです。
痛みが消えてきたというのは体の状態が改善傾向にあり、許容範囲であることは言えると思います。
ですが、間違えてほしくないことは決してまだ「治った」という状態ではないわけです。
あくまでも痛みという体に出している信号がなくなっただけなので、まだ改善するべきところは必ずあるのです。
全く何もないというのはあり得ないわけです。
私の視点でお話をすれば、最初の段階から痛みだけを診ているわけではなくそれよりも体全体の状態の良し悪しに目を向けています。
それは体の状態が改善してくれば勝手に痛みは消えてくるからです。
患者さんに悪いところを感じてもらう
痛みがなくなった後にやらなければいけないことは、まだ悪いところがあるのでそれを探して実際に患者さんに感じてもらうということをしていきます。
患者さんは、自分の体のどこが悪いのかもちろん分からないわけです。
ですから一緒に動かしながら、左右の差(違い)を感じてもらったり、動きのスムーズさを実感してもらうと「ここはまだ悪いから治さなきゃいけないんだ」というように患者さん自身が思えるようになるのです。
患者さんが自分では分からない悪いところを探して教えてあげて改善するというのが「整体」として私たちプロの仕事なのでそこに対して患者さんは価値を感じられるように変化していきます。
悪い状態を放置しているとどうなってしまうのか?
同時に悪い状態を放置していると今後どうなっていく可能性があるのかを患者さんに知ってもらうことがとても大事です。
この先の「未来」を見せてあげることです。
今、悪いところを改善して体をしっかり整えることで将来的にどのような状態でいられるのかを想像できるかということが重要なのです。
痛みの有無だけで体の状態を判断してしまった結果は、今後また「同じことを繰り返す」可能性が非常に高いです。
悪い状態を放置すればまたすぐに「痛み」という信号を体は出してしまうということを理解していくことが重要なのです。
まとめ
痛みはなくなった後はまだ悪いところがあるということを体で感じてもらう段階になっていきます。
そしてそこに対して施術やケアを施していきます。
まだ施術の必要性があるということが理解できると通院しなければいけないという意味が分かると思います。
施術を強制されていると感じている人は、施術を継続している本当の意味が理解できていない可能性が高いのでそこにフォーカスするとあなたの体は本当の意味で良くなっていきます。
放置したらどうなるのか未来を想像できたり、痛みが出るとはどういうことなのかという理解が深まっていくと患者さんは自分の体が徐々に理解できるようになっていくものです。
考え方に慣れてくれば普通のことではあるんですけどね(^^)/
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初めてでよく分からないという方もぜひお気軽にご相談くださいね(^^)/
今回はここまでです。
それではまた(^^♪