2021年2月6日
【根本】痛みの消失だけを目的だと必ず再発します【痛みの消失は大前提】
この記事は「痛みがとにかく取れればいいです。」と思っている人に向けた記事です。
小田原市の腰痛・膝痛専門 整体院葉音の院長、楠 侑友です。
多くの人が、痛みが取れればそれでいい。と思ってしまっているのでそこに警鐘を鳴らしたいと思います。
あなたの考え方が変わる記事になると嬉しく思います。
痛みの消失は大前提? 本当の目的は?
私は患者さんにあなたの目的は何ですか?と必ずといっていいほど聞きます。
そこで多くの患者さんが「痛みをなくしたいです!!」と言われることがもちろん多いです。
治療にきているのですから当然ですね。
しかし、とにかく痛みをどうにかしたいという患者さんの気持ちは十分すぎるほど分かるのですが、痛みさえなくなればいいと思っている人があまりにも多いということです。
私はそんな時「痛みをなくすことは大前提です」「痛みをなくして何がしたいんですか?」もしくは「何ができるようになりたいんですか?」ということを必ず聞き返します。
ここですぐに答えられる人は多くない印象ですが、要は治療をするこの本当の目的を明確にすることが何より重要だということです。
痛みの消失は大前提、答えはその先にあるということを理解する必要があります。
今までそんなこと考えたことないという方は、自分の中の奥底に眠っている本当の体を治したい理由を考えてみるということを一度してみてください。
痛みの消失はまだスタート地点に過ぎない
痛みの消失をゴールにしてしまう人が多いですが、私からするとスタート地点にすぎません。
あなたは痛みがあるマイナスの状態からスタートしているのですから、痛みが消失したらようやくゼロ、今度はよりよくプラスの方向に転じさせる必要があります。
なのに痛みが消失したゼロの状態をゴールにして満足しているとその先にまっているのは、必ずマイナスへの転落です。
要するに痛みが消失して満足していると待っているのは痛みの再発ということなのです。
痛みがない状態をキープするには、体をよりよく、プラスの方向に転じさせる努力が必要なんですが、これは自分の体で一度でも経験しないと分からないのかもしれませんね。
ですが、ほとんどの人は目的を「痛みを消失すること」この一点にしてしまっているからこそまた体の状態が悪くなるという事実を理解することができて、初めて階段を一つ登れた状態になるのです。
「また痛くなったら行きます」はイコール痛みの消失を目的にしている証拠
「また痛くなったら行きます」
このフレーズがでてきたら痛みの消失を目的にしている可能性が高いです。
要するに痛みはないから治療の必要性がないと判断しているということが分かるフレーズだからです。
先ほども言いましたが、痛みの消失は治療が必要ないという判断にはなりません。
一般的には患者さんは痛みだけの有無で治療の必要性を判断してしまいます。
要するに「また痛くなった時にいきます」というのは最初から再発前提で話をしてしまっているのです。
再発することが前提で何もしない人と一方で再発させないように痛みがなくても努力する人
私は再発させないように痛みがなくても努力する人が増えてくれることを心から願っています。
まとめ
痛みの消失は目的ではなく、あくまでも大前提です。
本当の目的は、痛みが消失した結果、何がしたいかもしくは何ができるようになりたいのかです。
痛みの消失はゼロであり、スタート地点です。
自分の体をより良くする努力をしている人は再発しない人です。
本気で改善したいと考えているのであればしっかりと目的を明確にしましょう。
もしあなたが目的が痛みの消失しかないと考えているのであれば、私と一緒にあなたの本当の目的を探しましょう。
ぜひ整体院葉音で痛みを消失して、自分がやりたいことをかなえてください。
今日はここまでになります。最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた(^^♪