2021年2月2日
手術後なのに痛みが再発する3つの理由とは?
Q.手術をしたのに、しばらくしたらまた痛くなってきてしまいました。
どうしてですか? やはり手術はやらないほうが良かったのでしょうか…。
痛みが再発する理由を教えてください。
こんな疑問に答えていきます。
小田原市の腰痛・ひざ痛専門 整体院葉音の院長、楠侑友(くすのき ゆうと)です。
手術をしたにも関わらずまだ痛いと悩んでいる方も、結構多いと思います。
☑本記事の内容
手術の後に痛みが再発する3つの理由
☑対象患者さん
● 手術後も痛みがある方
● 手術を考えている方
もしあなたが手術を考えているのであれば、立ち止まって考えてみてください。
手術後に痛みが再発する3つの理由とは?
手術後に痛みが再発もしくは、取りきれていない人も多いと覆います。
一般的に
手術をしたあとのイメージは以下の通り
「手術をすればすっかり良くなり元通りになる」
こんな風に考えている人も少なくないと思います。
結論から言うと、すごく危険な考え方なので注意したほうがいいです。
実際には手術をしても、術後にしばらくすると痛みが再発している人が非常に多いからです。
ではどうしてそのようなことが起きるのでしょうか?
ここからは術後に痛みが再発する理由を3つ解説したいと思います。以下の通りです。
1⃣生活習慣は何も変わっていない
2⃣患部以外は変化していない
3⃣手術後の取り組みが不十分
以下で詳しく解説します。
1⃣生活習慣は何も変わっていない
よく考えてみてください。
例えば腰が痛いあなたが背骨の手術をしたとしましょう。
あなたの腰が悪くなった理由は何ですか?
そうです。生活習慣です。
例え手術をしても、あなたの腰が悪くなった理由である生活習慣は何も変わっていないのです。
元の悪くなった理由を無視して、同じ生活を繰り返していれば例え手術をしたとしても再発する可能性は非常に高いです。
手術で悪くなったところは治したつもりでも、悪くなった理由である生活習慣が改善されていないのであれば、痛みの再発は必然的なのです。
2⃣患部以外は変化がない
患部以外には何も変化がないということです。
私はこのブログ内でよく、「患部には原因がない」というお話をします。
痛みはあくまでも結果であり患部(痛いところ)=原因があるわけではありません。
だからいくら患部に対して手術をしても、そもそも痛みの原因が他にあったり、見逃していたりすれば再発は当然の結果ということが言えます。
本当に手術を施したところに原因があったのであれば、同じ痛みの再発は起きないはずです。
手術をすべて否定するわけではなく、本当の痛みの原因はどこにあるのか?
この1点を追求していかないとやはり根本的に改善するということは到底不可能だということを理解する必要があります。
3⃣手術後の取り組みが不十分
もう一つ挙げられるのは、手術後の取り組みが不十分ということです。
手術をして終わりではもちろんありません。でも多くの人が手術さえ終われば何もしなくていいものだと思ってしまっています。
手術をした後が最も重要なのです。
多くの人は手術が終わると安心してしまいその後のリハビリもほとんどやらないという状況がよくあります。
この手術後の不十分な取り組みが最も痛みが再発しやすくなります。
まとめ
手術後にも関わらず痛みが再発している人は、
①生活習慣が何も変わっていない(痛みが出るような生活習慣は残っている)
②患部以外は何も変化がない
③手術後の取り組みが不十分
である可能性が高いです。
本当に根本から改善させたいと望んでいるのであれば、生活習慣を変える努力や、患部以外も改善していくことが必要だということをぜひ理解してください。
整体院葉音では手術後でもなくならない腰・ひざの痛みにも対応しています。
もし本気で改善したいという意思がある方は、一度ご連絡ください。
今日はここまでになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた。