2021年7月7日
五十肩で手が挙がらなくなってしまった人はたった【3分だけ】見てください。
こんにちは、小田原市の慢性腰痛・ひざ痛専門の整体院 葉音~Hanon~の院長、楠侑友(くすのき ゆうと)です。
今日も当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「五十肩(肩関節周囲炎)」についてのお話です。
● 五十肩で手が挙がらない
● 手を動かすと肩が痛い
● 病院で肩関節周囲炎と診断された
というような肩の中でも五十肩(肩関節周囲炎)のお悩みがある人はぜひ最後までご覧ください。
肩に異常がないケースは非常に多い
病院で肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)という診断を受けた患者さんにおいて、まず言えることは本当に肩関節に問題が生じているのかどうなのか?という点です。
実は多くの人がそもそもそんな疑いを持たないところです。
「いやいや肩関節周囲炎って病院で言われたんだから字のごとく肩に問題があるし肩が悪いに決まっているでしょ!」って思っている方は注意が必要です。
なぜなら実際は肩関節自体に問題がないのに肩が挙がらなくなってしまっているケースというのはとても多いからです。
肩が挙がらないとどうしても肩ばかりを見てしまいがちですが、もう少し視野を広く持たなくてはいけません。
そもそも肩というのは肩だけで上げ下ろしをしているわけではないからです。
多くの人はこの肩の仕組みを知らないので肩だけを診てしまうという行動をとってしまうわけなのです。これは一般の人だけではなく実は多くの病院の関係者でもそうなのです。
肩の動きに直接的に関係する骨
● 鎖骨
● 胸骨
● 肋骨
● 上腕骨
● 肩甲骨
● 背骨
そもそも肩の周りだけでもこれだけの骨が連動することで初めて肩が動いているのですからいわゆる肩にだけにとらわれていては肩の動きの全体を把握することは難しいのです。
肩自体には本当は問題がないのかもしれないという視点を持つことが五十肩(肩関節周囲炎と呼ばれる状態)を改善するための第一歩になるということなのです。
肩甲骨をゆがめる筋肉の影響
ある右手の五十肩の男性患者さんは病院で右肩が挙がっているといわれたそうです。
しかし実際に私が体を診てみると実は右の肩(肩甲骨)は下がっていたのです。
診る人によって見解が大きく変わるということはもちろんありますし、100%私が正しいということをいうつもりはありませんが、明らかに右の肩甲骨が下がっているのです。
要するにこの患者さんは肩甲骨が上に上がっているのではなく下方向にゆがんでしまっている影響で肩が挙がらなくなっていたのです。
もちろん手を上にあげるときは肩甲骨が上方回旋という上方向への動きを伴うので、肩甲骨が下にズレていれば当然肩が正常にあがるはずがないのです。
大切なことはなぜ右の肩甲骨は下方向にズレてしまったのでしょうか?
ここで肩甲骨が下方向にズレてしまった理由を考える必要があります。
一つ大きな影響としてはやはり肩甲骨を下方向に引っ張ってしまうような筋肉の存在です。
肩甲骨につく筋肉が何らかの日頃の負担により硬く動かなくなってしまい、ついには肩甲骨を下方向に引っ張ることにより手を挙げるという動作をできない状態にしてしまっていたのです。
肩がどのようにズレていてそれはなぜ起きているのかの原因を究明しない限りはこの患者さんの五十肩はなかなか改善することがないということなのです。
案の定、今まで肩に対して治療をしてこなかったこの患者さんは当然ですが改善するはずがなかったのです。
たったこれだけの違いで改善するしないが大きく変わってきてしまうのです。
今すぐに五十肩に対する意識を変える
五十肩は放っておけば知らないうちに治っているなんて話を聞いたことがある人もきっと多いと思います。
これは経験測からのお話という傾向が強いことから基本的に私は早期にまともな治療を開始することを当然おすすめしますが、五十肩を放置した場合、人によりますが1年~2年で自然に治りましたなんてことがあると聞きます。
いやいや、1~2年の間ずっと痛いままなんてあまりにも長すぎはしませんか?
私だったら「1年なんて我慢できないし、長いわ!」と素直に思うので早く治したいと考えると思います。
そうじゃなくて五十肩をしっかりと理解して早期に治すという考え方にあなた自身の意識を変えたほうがいいんだと思うんです。
病院に通いなんとなく湿布や痛み止めで痛みだけ、抑えているようなつもりになっている人は非常に多いです。
この考え方をそろそろやめにしたほうがいいと思うんです。
はっきりと言いますが、多くの人はなぜ五十肩になってしまったのかを考えようともしません。
というよりも分からないということを前提で考えることをはじめからあきらめてしまっています。
そして起きてしまった五十肩によって肩が痛いということだけに全意識を向けてしまいます。確かに肩が痛すぎてそんなことを考える余裕がないという気持ちもよーく分かります。でも病院を受診している人でなぜ五十肩になってしまったのかの理由を自分で説明できる患者さんにかつて一度も出会ったことがないのです。
なぜならあなた自身も、周りの病院関係者さえも五十肩になってしまったそもそもの理由をだれ一人として考えてようとしていないからです。
相手は考えてくれないかもしれませんが、せめて自分だけでも自分の体におきたことに対して考える努力をしてしっかりと向き合ってあげてほしいだけなのです。
五十肩を改善するために大切な2つの事
最後に五十肩を改善するうえで大切な考え方を2つお伝えします。
①肩以外の部位を診てあげる
②原因になっている筋肉を探して緩める
上記の2つは五十肩を改善させるうえでとても大切な要素です。
五十肩がいつまでも治らなかったり、繰り返してしまう患者さんの多くは上記の2つに対して真逆のことをしている傾向が非常に強いです。
肩以外に目を向けるという新たな視点をもてるようになることで劇的に五十肩の改善に近づくはずです。
信じられないという人は今の改善しない治療を続けるのも一つだと思いますが、今まで自分になかった考え方をできるようになると今の状況は大きく変化するのだと思います。
今回の私の五十肩についてのお話を信じてくださる方は、ぜひ一度当院までご相談をいただければと思います。
五十肩でも腰痛でもひざ痛でもいつまでも改善しない理由はあなた自身のその考え方にあるのかもしれませんね!
では今日はここまでになります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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