2017年7月16日
腰椎が動きすぎると腰痛になる?!
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お知らせこんにちは、小田原市の慢性腰痛・ひざ痛専門店 整体院葉音~Hanon~、院長の楠です。
今日もブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
小田原を中心に箱根、湯河原、神奈川県西部地域の腰痛・ひざ痛でお悩みのあなたへ有益な情報を発信していきます。
今日のお話は「腰椎が動きすぎると、腰痛になる?!」というお話です。
腰椎自体にはほとんど可動性がなく、特に捻じる動作というのはあまり得意な動きではありません。
5つの腰椎の動きを合わせても約5°と言われています。
腰椎は動きの少ない関節になります。
では元々、動きの少ない関節が動いてしまう原因はなんでしょうか?
それは本来動きの多いはずの関節が正常な動きを失ってしまっている時です!!
ん?
と思った方も多いはず。
もっと簡単にご説明しますね、ここでポイントは腰以外の関節が関与しているという事です。
人の体は、基本的には全体でバランスをとる傾向があります。
要するに股関節や、足関節などの動きの多い関節、自由度の高い関節の動きが何らかの原因で動きが悪くなるとします。
すると通常、動きの少ない関節が動きの少なさを補おうとする力が働いてしまいます。
結果的に、膝や腰椎などの通常動きの少ない関節が動きすぎてしまうという事が起きるわけなんですね。
これを専門的にはハイパーモビリティーといいます。
更に体の反応としては、動きすぎた関節の動きを制御しようと周りの筋肉が過剰に働き
腰周りや、膝周りの筋緊張が高まり、それが続く事で腰・膝の痛みにつながるというわけ
です。
この腰椎が動きすぎてしまう体の状況は腰痛・ひざ痛の多いパターンであり、患部である
腰・ひざをどれだけ治療していっても根本的には改善される事はありません。
治療としては、動きの制限されている股関節、足関節が正常な動きをとりもどす事で
腰椎の動きが収まり、腰痛が改善されていきます。
ですので、腰痛・ひざ痛を防ぐには、股関節・足関節の動きが十分に確保されている事
が必要になっていきます。
腰・ひざが痛い方は、股関節・足関節にまずは注目してみて下さい。
※原因となるのは、股関節・足関節だけではありませんが、今回は多いパターンをご紹介
していきました。
今日はこんなお話しで終わりたいと思います。
本日も葉音HPブログをご覧いただきありがとうございます。
気になる方は是非お気軽にご連絡下さい
ではまた