2021年5月11日
施術後の正しい効果の出方とは?
こんにちは、小田原市の腰痛・ひざ痛専門 整体院葉音~Hanon~の院長、楠侑友です。
今回は、「施術後の正しい効果の出方」について簡単に解説していこうと思います。
施術後にどのような経過で体が良くなっていくのか?という部分において腰痛やひざ痛で悩むあなたには正しい理解が必要なので、多くの人が思っているイメージと実際に体に起きていることは違うという所を知って頂ければと思います。
目次
人の体は施術後にすぐに変化はしない
整体などの施術直後には、腰痛が楽になるはずというイメージを持っている人も多いです。
確かに、瞬間的には痛みが軽減しているかもしれません。
しかしこれは体の根本的な変化とは異なります。
だから楽になったと思って施術後にすぐに動いてしまうと必ずといっても良いほど痛みはすぐに戻ってきます。
要するに人の体は施術をしたからと言ってすぐに変化をするものではないということです。
腰痛・ひざ痛患者さんはまずこの体に対する理解が必要です。
ではどのタイミングで良くなって行くのか?
ここを理解する必要があります。
施術後は体を休めると修正・回復していく
施術後は必ず体を休める必要があります。
体の修正は施術後に少し時間が経つとジワジワ回復していきます。だから施術直後の痛みの有無や症状の軽減は気にする必要はありません。
むしろ施術の度に一喜一憂する方がメンタルに支障をきたします。
多くの人は、施術をすれば直後に魔法のように痛みがなくなっていることを想像し、イメージを持ちます。
ですが実際の体はそんなにすぐに反応するものではないのでイメージと実際との間に大きなギャップを生じてしまいます。
そもそも、施術直後に施術効果を気にする必要はないということです。
私が施術後に「痛みはどうですか?」と確認しない理由
私は施術後にありがちな「痛みはどうですか?」「少し良くなりましたか?」ということを患者さんに尋ねることをしません。
この直後の痛みの確認は正直に言ってしまえばほとんど意味がないからです。
何回も繰り返しおつたえしている通り、体は直後には変化しないので体の変化を伺うよりも、この後どのように過ごして次回をむかえれば良いのかという話だけをします。
もし痛みの状態を伺うのだとすれば、「次回のご来院時の施術前」に痛みの状況を聞きます。
これは前回の施術後の体の変化の有無を確認するためです。
これの繰り返しです。
過剰な期待ではなく正しい理解を元に体の変化を期待することが大切
患者さんがもっている「施術後には必ず良くなる」という過剰な期待を作っているのは施術者側なのかもしれません。
声のかけ方1つで患者さんの体はそれほどまでに変わってしまうので、声のかけ方やタイミングは非常に重要だと感じています。
過剰な期待は大きな裏切りを引き起こします。これは施術者側にとっても患者さんにとってもよいことではありません。
正しい体の変化の仕方やタイミングなどを理解することで適切な期待をするということが腰痛・ひざ痛の最短の改善に近づきます。
私のような施術者側が少し気にするだけで患者さんの理解が変わってくるはずなので正しい体の反応を分かりやすく説明することでよりよい方向へ進んで行くのだと思います。
まとめ
●施術直後はすぐに体に変化が起きるわけではないので痛みの有無を確認する必要はない。
●正しい体の仕組みや治るプロセスを理解して適切な期待を持つと最短で改善していく。
整体などに行ってもなかなか改善しない人は、体が改善するタイミングを知らないだけの可能性が高いです。
過度な期待を持たずに正しい理解をして腰痛・ひざ痛改善のために施術を受けにいくようにしましょう!
今日はここまでになります。
ぜひ考え方の1つとして参考にしてみて下さい。
ではまた(^_^)/