2017年6月20日
腰・肩・膝に関わる猫背改善の注目ポイント①
こんにちは、小田原市の慢性腰痛専門整体院 葉音~Hanon~の院長、楠です。
本日も、小田原を中心に神奈川県西部地域の方に腰痛改善の有益な情報をお伝えしていきます。
今日のお話は「腰・肩・膝痛に関わる猫背改善の注目ポイント①」というお話です。
いきなりですが、みなさんは猫背ではありませんか?
背中が丸まって、肩が内側に入っているそんな状態を猫背といいますが、この猫背が様々な関節の痛み、不調に影響しています。
そんな猫背改善の注目ポイントは肩甲骨でもなければ首でもありません。
今日お伝えする注目ポイントは「前腕」です。その中でも腕橈骨筋という筋肉が原因の一つになっているという事です。
肩とは少し離れている場所になりますが、この筋肉が結構重要なポイントになります。
肩甲骨が外に開くと、背中は丸まり肩関節は内旋と言って内側に入ってきてしまいます。
それに伴い肘が外側に開き、腕全体は親指側に回ってきてしまうのがお分かりでしょうか?
そこで今日のポイント腕頭骨筋になります。
この筋肉、肘の屈曲と前腕回内の働きがありますので、肩が内に入ると、常にこの腕橈骨筋に力がはいってしまっている状態ができてしまうわけです。
場所でいうと、手三里(てさんり)というつぼになります。
手のひらを握ると肘下に力が入り盛り上がるのがお分かりでしょうか?
そこが腕橈骨筋になります。
この筋肉を緩める事で肩の内旋が軽減し、連動するように肩甲骨が正しい位置にもどってきます。
すると、次第に猫背も解消されていくということです。
猫背を改善したい方はぜひ、腕橈骨筋を見てみてください。
今日はこんなお話しで終わりたいと思います。
ではまた