2026年9月10日
間違いだらけのぎっくり腰の考え方とは?
こんにちは。
小田原市の腰痛・ひざ痛専門整体院、院長の楠侑友です。
今日は「間違いだらけのぎっくり腰の考え方とは?」というお話です。
今回は、主に病院や患者さんがぎっくり腰をどのようにとらえているのか、そしてその考え方がどう間違っているのかを解説します。
ぜひ、ぎっくり腰になってしまった方、何度も繰り返してしまうという方は参考にしてみて下さい。
全部で8つの間違っている考え方をお伝えします。勘違いしないように注意してください。
では順番に解説していきます。
目次
間違い① ぎっくり腰は「急性腰痛」である。
ぎっくり腰は、急性の腰痛で腰の捻挫だと病院に行くと言われます。急に腰が痛くなるのを理由にそれらしい言葉で「急性腰痛症」などと診断されることが多いですが、これが皆さんが騙されている一つ目の大きな間違いです。
ぎっくり腰をどのようにとらえるのかで治療や施術の仕方が大きく変わってしまうのでここで、まず最初にここでつまずかないように要注意が必要です。
✖ ぎっくり腰は「急性腰痛(きゅうせいようつう)」である
〇 ぎっくり腰は「慢性腰痛(まんせいようつう)」である
ということです。
ある日突然、腰が痛くなるので、一般的には急性腰痛だと思われているのですが、ぎっくり腰は完全な慢性腰痛です。
慢性的に疲労が蓄積し続けた結果(全身の筋肉の疲労)が突然の腰痛になっているだけで、根本的には慢性腰痛なのです。
急性の症状だと考えてしまうと次の②のようなことが起きてしまいます。
間違い② ぎっくり腰は湿布(薬)を貼って安静にする
病院に行くと、ほぼ100%湿布や薬を処方されて、家で安静にしていてください。と言われてしまいますが、
これが2つ目の大きな間違いです。
急性の腰痛は腰に炎症が起きているから治療はできません。という理屈で家で湿布や薬を使い痛みが落ち着くまで安静に寝ていて下さい。と基本的に整形外科医は考えています。
しかし、〇 ぎっくり腰は慢性腰痛なので、逆にすぐに施術(治療)する必要があります。
私は、冗談ではなくぎっくり腰になってしまったら這ってでも施術に来てくださいと患者さんには伝えています。安静にしていると余計に体を固めてしまいどんどん動けなくなってしまいますし、前傾姿勢や横に傾いた変な姿勢を取り続けるので今度は2次的に体がゆがんできてしまいます。
ぎっくり腰はすぐに施術(治療)すると早く良くなるってことを覚えておきましょう!
✖ ぎっくり腰は安静にする
〇 ぎっくり腰はすぐに治療する
間違い③ ぎっくり腰の治療は痛い腰を触って緩めたほうがいい
施術と言っても腰を触るわけではありません。腰以外の筋肉が原因になっているので原因になっている場所を探し施術を行います。
ぎっくり腰の治療は、間違えて腰を触ってしまうと確実に悪化させてしまうことになりますので要注意が必要です。
ぎっくり腰の知識がないと、すぐに腰をマッサージしたりしてしまうのですが、それが大きな大きな間違いです。
腰の筋肉は周りの筋肉をかばいながら一生懸命、筋肉を働かせている状態なので誤ってその腰を緩めてしまうと、とたんに姿勢を維持できなくなってしまいます。
一番やってはいけない施術はまっさきに腰を触って緩めることです。
✖ ぎっくり腰は腰を治療する
〇 ぎっくり腰は腰以外を治療する
間違い④ ぎっくり腰はかがんだ時になる
ぎっくり腰は、歯磨きや顔を洗う時、物を拾う時、子供を抱っこしようとした時などかがんだ瞬間に生じていると思っている人は多いですが、実はこれも間違っています。
かがんだ時になっているのではなく、かがんだ状態から体を起こす瞬間に生じています。
正確にはそういう状態です。
実は、体を起こす際に、無理が生じている状態になっています。股関節の前面やお腹の筋肉が固まっていると体を起こす際にうまく動かせず、腰の力を強く使って無理やり起こすような状態になってしまうために生じています。
この状態は、正確に理解することは施術をする際の大きなヒントとなっています。
✖ ぎっくり腰はかがんだ時になる
〇 ぎっくり腰は体を起こす瞬間になる
何かこの痛めた時の動作自体に問題があったと思っている人がいますが、この動作はあくまでも「きっかけ」にしかすぎません。
間違い⑤ 病院で筋トレとストレッチをする
病院に行くと、ぎっくり腰を知らない理学療法士や患者さんが自分でやってしまう間違いとして筋トレやストレッチを指導されたり自分でしてしまっている可能性があります。
これはぎっくり腰の患者さんには絶対にやってはいけません。
筋肉を強く収縮させて固めている状態なのに、腰の筋トレや腰のストレッチをすると最悪もっと動けなくなってしまいます。
まずは腰以外の筋肉を緩めてあげて股関節や肩関節、足首など動きを確保してあげることだけが重要です。
筋肉が固まっているからと言って、急激に伸ばすと本当に動けなくなります。
✖ ぎっくり腰の時は筋トレとストレッチはやったほうがいい
〇 ぎっくり腰の時は筋トレとストレッチは絶対にやってはいけない
間違い⑥ ぎっくり腰の治療は間隔を開けたほうがいい
ぎっくり腰の治療は痛みが強いから薬や湿布を使いながら少しずつを開けながらゆっくり施術や治療をしたほうがいいというのは間違えています。
ぎっくり腰の施術は少し特殊で、できるだけ早く連続で施術をしたほうがいいということです。
具体的には3日~5日連続で施術を行うとすぐに良くなっていきます。他の腰痛ともまた施術の進め方、展開の仕方は違うので、ぎっくり腰はどんどん施術をしたほうが治りが良いということは覚えておきましょう!
逆に間隔を空けてしまうと治りづらくなりますので要注意ですね。
✖ ぎっくり腰は治療は痛みが強いから間隔を空けたほうがいい
〇 ぎっくり腰は3~5日連続で施術するとすぐに良くなる
間違い⑦ ぎっくり腰を繰り返すのはクセになっている
ぎっくり腰を何度も繰り返してしまう人は多いと思いますが、病院などで「ぎっくり腰はクセになる」と言われたことがないでしょうか。
これも大きな間違いです。
ぎっくり腰はクセになっているのではなく、単純にまだ治っていないというだけなんです。
多くの人は、一時的に強い痛みがなくなればぎっくり腰が治ったという勘違いをしています。
本当は「痛みはなくなったけど、治ってはいない」という状態です。
くり返しになりますが、痛みがなくなったからと言って治っていると思い込むのだけはほとんどの人がしている大きな勘違いです。
ぎっくり腰は慢性的な全身の筋肉疲労がなので、例え痛みがなくなっても体の筋肉の疲労を根本的に取り除いてあげる必要があります。
この治療をしないと、体はまたすぐに疲労し、悲鳴を上げ始めます。
この周期を1ヵ月に1度の頻度で何度も繰り返している人がいますが、これはぎっくり腰の病態を理解していないため繰り返して同じことが起きているだけなのです。
✖ ぎっくり腰はクセになる
〇 ぎっくり腰はクセになっているのではなく、ただ治っていないだけ
間違い⑧ ぎっくり腰は「原因不明」である
次が最後ですが、これが一番の間違いです。 「ぎっくり腰は原因不明である」です。多くの人が原因が分からないと思っています。
ですが、この世に原因不明な疾患(病気)などありません。
あなたの原因は明確でぎっくり腰になるべくしてなっています。
原因だけ一言で言うと「慢性的な全身の筋肉の疲労」です。
この要因としては毎日の生活習慣です、簡単に言えば生活習慣が悪いのです。
体に負担をかけ続けているのに全くケアをしようとしない、体のメンテナンスをする感覚がまったくない人がぎっくり腰になっているだけです。
おまけに食生活も悪い、睡眠もまともに取れていない、生活リズムが不規則などあなたの普段の生活に体が限界を迎え悲鳴を上げているだけなのです。
✖ ぎっくり腰は原因不明である
〇 ぎっくり腰の原因は「慢性的な全身の筋肉の疲労」である
まとめ
ぎっくり腰に対する、世間の考え方や病院で言われる一般論は大きく間違えているものばかりです。
テレビやネットの情報ばかりをあてにしていると、あなたのぎっくり腰はいつまでたっても治ることがありません。
ぜひ、間違った情報ではなく正しい情報を手に入れてあなたが自分で手に入れぎっくり腰が治る人になれるかがとても重要です。
あなたのぎっくり腰に対する考え方が少しでもアップデートできたのであればとてもうれしく思います。
ちょっと長くなりましたが今日はここまでです。
当院ではぎっくり腰の治療を頻繁に行っています。99%の人は良くなりますから、痛みで困っている方はぜひ一度お問い合わせください。
ではまた(^^♪
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