2021年8月6日
【98%が勘違い】緩めればよいというわけではない!
こんにちは、小田原市の腰痛・ひざ痛専門整体院葉音の院長、楠侑友です。
今日も当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「【98%が勘違い】緩めればよいというわけではない」という内容です。
体を緩めたいと思っている人には一度読んでもらいたい内容です。
緩めるのは基本だけど緩めすぎはNG
硬くなった体の筋肉を緩めるのは症状を改善するうえでとても大切ことです。
しかし、ただ緩めればよいというものではありません。
健康な調子のよい体を作るにはここを理解することが極めて重要です。
緩めすぎると体の調子がかえって悪くなるからです。
筋肉には一定の緊張感が必要
全身の筋肉には一定の緊張感が必要です。
なので、マッサージのし過ぎや、他の手法であっても緩めすぎるというのはかえって体の調子が悪くなってしまうのです。
多くの人は、長い時間施術してもらいたい、頻繁に施術してもらいたい、強めに施術してもらいたいという人が非常に多いです。
気持ちは非常に分かるのですが、緩めすぎることでかえって悪くなることが分かっているのでやらないというのが体プロとして常に気にしているところでよく患者さんにはh説明するところです。
筋肉の緩めすぎは、体の力が抜けすぎてしまうので施術後にフラフラしたり、体がだるいと感じてしまうことが多々あります。
体のパフォーマンスが緩めすぎたことで極端に落ちてしまうのです。(スポーツ選手は毎日ケアをしすぎてしまいありがちです)
本来であれば、必要以上の筋肉の硬さがある場合には緩めるのですが、緩めた後には「促通(そくつう)」と言ってあえて筋肉の収縮を促すということが必要なのです。
整体などの治療を受ける際には、筋肉の緩めすぎには注意をしたほうがいいということです。
全身マッサージはよくない
全身マッサージ的なことは体に非常に良くない作用があります。
施術を受けた直後だけはやってもらった感があるのかもしれませんが、施術後に全身のだるさを感じるようになります。
これは必要以上に緩めてしまっているということと、緊張感が必要なところまで緩めてしまっているせいです。
先ほどもお伝えした通り、全身の筋肉は緩めればよいというものではありません。
必要なところだけを見極めて施術するということが極めて重要だということなのです。
全身マッサージが好きな人は実は良くないということを覚えておくと良いと思います。
本当は筋肉は使ったら緩まるはず
本来であれば収縮した(縮めた)筋肉は自然と弛緩(緩む)するはずなのですが、あまりにも繰り返し、間髪入れずに収縮が入り続けていると、弛緩することを体が忘れてしまいます。
常に収縮しているような状態に陥ってしまうのです。
収縮している筋肉自体もそうですが周りのつながっている筋肉にまで負担がかかり、やがて痛みとなってしまうのです。
整体などの治療で行うことはこの弛緩の状態を外部から刺激を入れて作ってあげることにあります。
弛緩している状態を増やしているのです。
次第に体は弛緩することを思い出し、自分の力で弛緩することができるようになるのです。
なので自分で治すためのきっかけでしかないということです。
最終的には自分の力で適切な収縮と弛緩が行えるようにならなければ意味がないんです。
整体などで緩めれば緩めるほど良いと思っている人がいればそれは大きな間違いです。
適切に体を緩めることが健康な体つくりには大切であるということをぜひ覚えておいてくださいね。
では今日はここまでになります。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
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