2021年7月16日
腰はせっかく治ったのに、今度は膝が・・・。
こんにちは、小田原市の腰痛・ひざ痛専門 整体院葉音の院長、楠侑友(くすのき ゆうと)です。
今日も、当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、「腰はせっかく治ったのに、今度は膝が…。」という内容のお話をしていきたいと思います。
あなたはこんな経験はありませんか?
元々、腰痛の治療を受けていて腰はよくなってきたと思ったら今度は膝が痛くなってきてしまった。新たにまた膝が悪くなってしまったのかな? もしかしたら治療のせいで痛くなっているのかな?と色々と考えてしまいますよね。
腰がよくなったのに膝が痛くなる理由について解説してみたいと思います。
同じような経験がある方は最後までご覧ください。
実はもともと膝の状態も悪かった(;_;)
腰痛持ちの患者さんの特徴として挙げられるのが、膝も痛くなる人がとても多いということです。
これは一体どういうことなのか?
一つは腰の状態を普段から膝でリカバリーしているということ。いわゆる一般的には「かばっている」というやつです。
専門的に言えば「補正(ほせい)」とか「代償(だいしょう)」という言葉を使います。
要するに腰の悪さを他の関節に負担をかけて補っているというわけです。
人間には、どこか一か所が悪くなると周りがカバーをしてくれるという機能があります。この機能自体はとても素晴らしい機能であることに間違いはないのですが、そのかばっているという状態が長く続けばもちろんかばっている場所も次第に悪くなっていってしまうということが起きるというわけです。
でも、人間は通常最も痛みの強い部分を優先的に感じるようにできており、今回でいうところの腰痛に膝の痛みが隠れているという状態が完成します。
腰痛とひざ痛はセットになりやすいのです。
腰痛が改善されてくれば自然と膝の痛みが表面に出てくるようなイメージを持っておくといいです。
ここまで、私が何を言いたいのかというと要するにもともと、腰も膝も悪くなっていたということなのです。
悪いところを治療で追いかける
私自身は、腰痛と膝の痛みがセットになりやすいということをあらかじめ理解しているので別に驚くようなことではありませんが、一般的には違います。
「なんで膝も悪くなってしまったの?」と大きな不安に駆られてしまうのです。
そもそも両方とも悪かったんだということを理解できれば変な不安に駆られる必要はなくなります。
治療で言えば、実は痛みの場所というのは治療が進んでいくにしたがって移っていくのが当然であり、先ほども言いましたが驚くことではありません。
痛みが膝に移ったのであればむしろそれは非常に良い傾向でありその痛みを追いかけていくだけです。
もしかしたら膝の痛みがなくなればまた他の場所が痛くなる可能性だって十分にあります。
とにかく全ての痛みがなくなるまで体の変化を追いかけていくだけなのです。
1か所だけが悪いというほうが実はおかしい
体は先ほどお話した通り、「かばう」ということを勝手に行います。
その結果、複数の場所が悪くなるのが普通なのです。
どこか一か所だけが悪いというほうが実はおかしな話なのです。
根本的に腰痛やひざ痛を改善したいと思ったら、当然ですが患部だけを見ているというのは確実に不十分で視点が非常に狭いのです。
同時に複数の悪い箇所が見れなければそもそも治療にはならないのです。
病院で行っている腰痛・ひざ痛治療がいかにその場限りの対症療法であって、本質的な治療でないということは明らかなのです。
まとめ
腰と膝は同時に悪くなり易い傾向にあります。
これは特別なことではなく、普通にあることです。
腰痛の後にひざ痛になる状態とはどんな状態なのかを理解しておくと、変な不安に駆られることがなくなると思います。
では今日はここまでになります。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
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