2020年3月28日
施術中に力が抜けない時の解決法は?
こんにちは、小田原市の腰痛・ひざ痛専門 整体院葉音~Hanon~の院長、楠です!
今日も当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、「施術中に力が抜けない時の解決法は?」という内容です。
【対象者】
・施術中に体に力が入ってしまう
・「力を抜いてください」と言われても上手く抜けない
・体に力が入っているのは自分でも分かるけどどうしても抜けない
上記のように、整体に行っているが施術中に体の力が抜けないという方へこの記事を書いています。
「〇〇さん、体の力を抜いてみて下さいね~」と言われた事のある人は
ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
体の力が入っているってどんな状態?
一言で力を抜くと言っても色々な解釈の仕方があります。
私が考える力を入れてしまう状態を解説します。
以下の通りです。
✔ 人に体を触られることに単純に緊張している
✔ 痛みによる防御反応
✔ 止めていなければいけないと思い込んでいる
✔ 一緒に動かしてしまう
✔ 反発してしまう
✔ 予測して動かしてしまう
患者さんで多いのはこのあたりでしょうか?
上記の6つはすべて力が入っている状態と言えます。
✔ 人に体を触られることに単純に緊張している
誰でも他人に体を触られるのは緊張しますよね。それが施術であっても同じです。
触られることで緊張してしまい体に力が入ってしまうのです。
誰にでもあることですよね。このあたりは慣れと共になくなることも多いのでそれを感じた時には患者さんには早く慣れてもらえるようにきっと私から世間話をする量は増えているかもしれませんね(笑)
✔ 痛みによる防御反応
これは一番多いかもしれません。触られていて痛みがあると体を固めて痛くない状態を作ってしまいます。痛みを避けるために力を入れてしまうのは体の防御反応です。
痛くないに越したことはないのですが、悪くなっている場所は痛い傾向が強いので比較的生じやすいです。
✔ 止めていなければいけないと思い込んでいる
体が動かないように、意識的に体に力を入れて止めてしまう人がいます。
体をなるべく動かさないように気を付けてしまうことで力が常に入ってしまいます。
歯医者さんや美容室では体を動かさないようにと言われることがありますがこのようなイメージが強いのだと思います。整体ではリラックスして意識的に体を止めておく必要はありません。
✔ 一緒に動かしてしまう
これもよくあるかもしれません。
「先生が大変そうだから」、「足が重たいと思って」と気を使って自分で体を動かそうとしてくれる人がいます。実は逆に力が入ってしまうという状態となり上手く動かせなくなるのです。
✔ 反発してしまう
「力を入れた方がいいかなと思ってずっと力を入れてました。」
良かれと思って力を入れていたのが結果的に反発するような力になり上手く動かせないなんてことは良くあります。
✔ 予測して動かしてしまう
私が関節を動かそうとすると、患者さんが動きを予測して動かしてしまう事があります。
何となく動きを予測して動かしてしまうのも実は体に力が入っている状態の1つと言えます。
例えるならスイッチのONとOFF
体に入る力は例えるならスイッチと同じです。
オンとオフを使い分けることが重要です。
リラックスする場面 → 力が抜けている
動く場面 → 力が入る
上記のような状態が理想です。
ON(力が入る状態)を作るには、OFF(力が抜ける)ことが必要です。
トップアスリートなどは、競技で使わない時には筋肉も比較的柔らかく保たれておりOFFの状態を作ることが上手い人は多いです。
だからトレーニングや試合になるとスイッチをONにすることができ最高のパフォーマンスを発揮することができるのです。
いつも力が入っている状態は、筋肉の状態としてはあまりよろしくはないのです。
ONとOFFのスイッチがしっかりと自分で切りかえられることが大切です。
必要だから力が入っている!?
体の力が常時入ってしまっている人は、必要だから体に力を入れているケースは多いです。
要するに体に力を入れることでしか、体が状態を維持できないのです。
力が入る事が施術においては障害になったとしても、あなたが普段生活するうえでは必要という見方もできるのです。
だから無理に力を抜くことが全てではありません。
自然と体の力が抜ける状態を作る事が一番望ましいのです。
施術中に上手に体の力を抜く方法とは?
施術中に力を抜く方法がいくつかありますので今回は3つだけご紹介します。
①会話(雑談、世間話)
②深呼吸(息を吐く)
③あえて力を入れてみる
私が患者さんにお願いするのが上記の3つの方法です。
簡単に解説します。
①会話
会話は非常に有効的です。
無言状態は触っている事を過剰に意識せることに繋がるので、他愛もない世間話なんてすれば患者さんも会話に集中してリラックス状態を作る事が出来るのです。
特に、意識しているのが患者さんに8割話をしてもらうことです。
私が聞き役になった方が、力も抜けやすくなるので私が質問返しをしてきたらそういう事だと思って下さい。(笑)
②深呼吸
深呼吸も注意をそらしたり、他の場所に意識を向けるという意味でお願いすることがあります。
人間は呼気(吐く)時にハヒフヘホの「フ」で吐くようにすると力が上手く抜けるようになっています。
普段でも簡単にできるので、施術以外でも深呼吸の呼気を意識的することで全身のリラックスに繋がるのです。
③あえて力を入れてみる
あえて一度力を入れてみると、力を抜くしかなくなります。
また筋肉は、最大収縮後(思いっきり力を入れる)に弛緩する(緩む)という性質があります。
これはリハビリ的なテクニックにもなりますが、普段から力が入ってしまう感覚が分からない方はあえて力を意識的に入れてみると良いです。
そうすると、体の力の抜き方が分かってきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
整体などに通っていると体の力が抜けないと悩む方はきっと多いんだと思います。
でも体の力が抜けない理由が必ずあります。
なので過剰に「私は、体の力が抜けない・・・。」と悩む必要はありません。
力を入れるとか抜くということの意味を理解すると上手く自分で体をコントロールできていきます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
実際に、もっと詳しく話しを聞いてみたいとか、体の力が抜けるようにしてほしいという方は一度ご相談下さい。
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では今日もコロナに惑わされすぎないように生活していきましょう!!