2019年9月3日
あなたのひざの痛みは荷重時痛それとも運動時痛？
こんにちは、小田原市の腰痛・ひざ痛専門店 整体院葉音～Hanon～の院長、楠侑友（くすのき ゆうと）です。
当院のブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
今日も神奈川県小田原市を中心に、湘南・伊豆地域で腰痛・ひざ痛でお悩みの方を対象になるべく分かりやすく改善のためのヒントや知識をお伝えしていこうと思います。
本日の内容は「あなたのひざの痛みは荷重時痛？それとも運動時痛？」というお話です。
ひざの痛みでお悩みのあなたは体重がかかると痛い「荷重時痛」なのか？
それとも動かした時の「運動時痛」なのかどちらでしょうか？
どちらで痛みが出るのかで改善のさせ方にも少し違ってきます。痛みの出方によってどのように判別するのかお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧下さい。
どんな時にひざが痛むのかは非常に重要です！
ひざが痛いと一言で言っても、どんな時に痛みが出るのかという所は改善していくにあたりとても重要な要素です。
多くの方は、ひざは痛いけどいつ・どんな時に痛いのか自分自身でも把握していないことが非常に多いです。
「ふとしたときに痛い」とか、「そのときによって違う」といったようにひざがどんな時に痛いのかを意識していないと抽象的な感じで表現してしまうことが多くなります。
どんな時に痛い？とか、どこが痛い？ということに関してはやはりご本人様にしか分からないことなのでそこは普段から意識をして明確にしておきたい所ですね。
施術者側は患者さんの発言をヒントに施術を組み立てています。そんな観点からもどんな時に痛むのかは答えられるようにしておくといいと思います。
ひざの痛みは２種類の痛みに大きく分かれます！
上記の内容を踏まえた上で確認をしていきたいと思います。
皆さんのひざの痛みは一体どちらの痛みでしょうか？
①：荷重時痛：歩いている時など体重がかかっているときに痛みがある。
②：運動時痛：曲げ伸ばしをしたときに痛みがある。
両方です！って方もいるかもしれませんが、よ～く自分で主にどちらの時に痛いのか？
チェックしてみて下さい。
荷重時に痛みがある場合は？
歩いている時にひざが痛いという人は非常に多いです。要するにひざに体重（荷重）がかかっているときに痛みがあるという状態です。
この荷重時に痛みがある場合、ひざ関節内の問題とそれを引き起こす原因となったひざ関節外の問題の両方が考えられます。
ひざ関節内の問題は主に変形性膝関節症のような骨同士がぶつかってしまっているケースです。このような場合、物理的な問題が生じている可能性がありますが、骨がぶつからないように荷重を分散させる事はできます。
もう一つ考えるべきはひざ関節外の問題です。
ひざ関節外の問題とは、股関節、足関節などの近い関節を中心としたひざ以外の影響のことを指します。
多くの場合、元をたどればひざ以外の関節外の問題によって、ひざ関節内の問題にまで発展しているケースが多いので、その両方の要素を改善させていく必要があります。
施術のメインは、この関節内と関節外の影響を考えながら荷重を分散させていくことをします。
運動時痛に痛みがある場合は？
一方で、運動時に痛みがある場合は主に筋肉の伸び縮みが円滑に行われていないケースが多いです。
また筋肉を中心としたその周囲の組織の影響で通常、動くべき骨自体の適切な運動が妨げられ、円滑な関節運動が正しい運動方向で行えていないケースが多いです。
この場合、筋肉などの影響がおおむね改善されたとしても、動かし方や正しい運動方向など運動学習と言われる動きの練習が必要になる事も多々あります。
さらに荷重時痛の時と同様に、基本的にはひざ関節以外の影響も大きいため全身の動きを総合的に見て、改善していく必要があります。
上記のような事実によって関節の可動域に制限が出ているので通常範囲まで可動範囲を広げて行くことで、運動時痛の軽減および消失を図ることができます。
少し難しい内容ですが、この記事で理解していただきたいことは、どんな時にひざに痛みが生じるのかで行うべき施術の方法や、指導する内容が変化するということなのです。
まとめ
今回のお話は、あくまでも傾向のお話です。個人差はどうしてもあるため様々なケースがあり、イレギュラーであることももちろんあります。
でも、自分がどんな時にひざに痛みがあるのかを把握している人と把握していない人では、大きくその後の改善率が違ってくると言うことです。
ちなみに当院では荷重時痛が多く全体の７０％ 運動時痛の方が３０％程度の割合です。
いずれの方もひざが痛いことに変わりはありませんが、９割近くの方が今では自分が荷重時痛なのか？運動時痛なのか？を理解することで改善に日々近づいているのは確かな事実です。
もし長年ひざの痛みでお悩みのあなたがこのブログを見ていただいているのであれば、少しでも知識をつけて手遅れになる前にひざの痛みに向き合うことをオススメします。
施術をご希望の方は我慢せずに一度、ご相談だけでもしていただければと思います。
お問い合わせは以下のホームページからお願いします。
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今日はここまでです。
ではまた！！
