2017年10月17日
腰痛に大きく関係する肩関節の制限
こんにちは、小田原市の慢性腰痛・ひざ痛専門店 整体院葉音~Hanon~、院長の楠です。
今日もブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
小田原を中心に箱根、湯河原、神奈川県西部地域の腰痛・ひざ痛でお悩みのあなたへ有益な情報を発信していきます。
今日のお話は「腰痛に大きく関係する肩関節の制限」というお話です。
腰が痛くなる方の特徴として、股関節が硬く動かない方が多いです。
ではどのように腰痛や股関節が動かない事が肩の制限にどのように影響してくるのでしょうか?
1つは構造学的類似点があるという事です。
なんだか難しい言葉が出てきましたが、簡単にお伝えすると股関節と肩関節は関節の構造が似ているということです。
構造や位置関係、関節の仕組みが似ている関節というのは、お互いに影響しあい、動かした時の制限や、痛みに大きく関係するという事です。
比較的、同側の肩関節の影響が股関節に出やすい傾向にあります。
2つ目は筋膜でのつながりがあるということです。
肩周囲の筋肉は筋膜を介して股関節の筋肉と連結を持ちます。
肩周囲の筋・筋膜に硬結、滑走不全が生じることで、股関節及び腰周囲を引っ張ってしまい痛みにつながっているケースが非常に多いです。
よく施術中に、先生は腰が痛いのになんで肩を触るんですか?と聞かれる事がありますが、
理由としては上記のような関係性が強いので部位ですので腰に症状が出ているんですが、肩にもその痛みの原因の一部が隠れているという事なんですね。
したがって、肩の動きをよく見てみると可動域の制限が出ている事が非常に多いです。
【簡単にまとめ】
肩を改善する事で股関節の動きが良くなります
↓
股関節の動きが良くなれば腰の状態が良くなるという事です。
腰の痛みを考える時に、腰から離れた部分をしっかり治療してあげると効果が出やすいですよ。
今日はこんなお話しで終わりたいと思います
ではまた