2021年3月27日
肩こりの原因筋③ ~大胸筋~
こんにちは、小田原市の腰痛・ひざ痛専門 整体院葉音の院長、楠侑友です。
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「肩こりの原因筋③ ~大胸筋~」というお話です。
あなたは肩こりを解消しようと凝っている肩ばかりマッサージしてはいませんか?
あなたの肩こりがいつまでも改善しないのは肩こりの原因筋が理解できていないからです。
それでは肩こりの原因になる大胸筋という筋肉について簡単に解説していきます。
目次
「大胸筋」が肩こりの原因になる理由は?
あなたは「大胸筋」という筋肉を聞いたことがあるでしょうか?
肩こりを改善させるときに重要な胸の中心になる比較的大きな筋肉です。
肩こりはいわゆる「猫背」になると症状が強く出るのですが、この猫背の原因になるのが大胸筋なのです。
大胸筋はこんな動きをする際に働きます。以下の通りです。
● 腕を内側に動かす
● 肩を上に上げる
● 肩を内側にひねる
上記のような動きをするときに筋肉が縮み硬くなります。
普段の生活で言えば、前のめりでパソコンをやっていたり、かがみながら片付けをしていたりすると常に大胸筋を使い続けている状態になります。
猫背になると引っぱられる筋肉は?
大胸筋が縮み硬くなると、肩甲骨は前傾し、外側に広がりながら下に下がっていきます。
すると肩甲骨の上についている筋肉が引っぱられたような状態になります。
これがいわゆる肩こりの状態です。
特に引っぱられる筋肉は、
● 肩甲挙筋
● 僧帽筋(上部)
という筋肉あたりが特に引っぱられてしまいます。
凝っている肩をマッサージするのは大きな間違い
肩が凝っている場所は、上記で挙げたような筋肉が引っぱられ伸ばされています。
そこにマッサージや強い圧を加えると、筋肉は余計に伸ばされてしまい、刺激が強いと微細損傷という筋肉の損傷が生じます。
これが俗にいう「もみ返し」の状態です。
そのため凝っている肩をマッサージするということは、肩こりが改善するどころか悪化してしまうことにも繋がってしまいます。
誰にでもできるような肩のマッサージは大きな間違いなのです。
肩こりの原因になる筋肉は1つではないが「大胸筋」は特に見逃せない
肩こりの筋肉は1つだけではなく複数の筋肉があります。今回は大胸筋を解説しましたが、以下の筋肉も原因になり易いと言えます。
参考までに以下の記事もどうぞ
中でも大胸筋ほど影響力のある筋肉はないと言えます。肩こりの人は特に見逃せないので大胸筋はしっかりとケアすることをおすすめします。
最後に大胸筋とつながりが強い筋肉も合せてケアするとより効果的です。
・広背筋
・腹筋(腹直筋)
・大殿筋
上記の3つの筋肉は大胸筋と連結を持っています。
合せて筋肉を緩めてあげてストレッチをすると大胸筋に影響が出てくるのでおすすめです。
まとめ
肩こりは凝っている場所を触っているうちは、いつまでも改善しないので要注意が必要です。
なぜ肩こりが起きているのかその理由をしっかりと理解したうえで適切な筋肉にアプローチすることが重要です。
肩こり初心者の方には慣れていないと考え方が少し難しいかもしれませんが、何も考えず肩をマッサージするのは早めにやめましょう!!
ぜひ大胸筋に着目してみて下さい!
肩こりもひどくなると吐き気や頭痛を引き起こすなど深刻になってしまう人もいます。
本気で肩こりを改善したい人はぜひ一度ご相談頂ければと思います。
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ではまた(^_^)/